2026年05月17日
太宰府天満宮 仮殿
菅原道真公1125年 太宰府天満宮式年大祭に向けて令和5年より大改修工事を行っておりました御本殿が無事に竣工しました。
そのため、昨日19時より「正遷座祭」が行われ、仮殿から御本殿へ御神霊はお戻りになられました。明かりのない中で、神職の発する声と雅楽の音色に耳を傾け、特別な時間となりました。

正遷座祭は撮影禁止だったため退出する際にライトアップされた仮殿を最後に撮影しましたが、新緑が繁っていましたし「仮殿を見に行きました」との声もよく聞いていました。これからは、移植工事が進められます。

昨年の秋口に撮影した写真(上)と植栽当初の写真(下)を見比べていただいても一目瞭然ですが、その場所に「根付き」「広がり」を見せています。
造園業の面白いところの一つに、「完成したときがゴールではない」ということがあります。完成した後のメンテナンス一つで表情が大きく変わるところ。いっぱい植えればいいという問題ではないところ。どこにどの樹木を配植するかによって、同じ本数であっても見え方が変わるところ。


御本殿の大改修も124年ぶりだったそうで、私自身が生きている内に改修工事はないものと思うと、この「仮殿」という建物が私が生きている内に存在したこと自体ありがたいことだと思うようになりました。




