社長ブログ

2024年09月06日
未来を担う造園家

本年、9月2日より南九州大学の学生をインターンシップで迎え入れています。とても真面目な学生で「庭師」としての職人を希望しているそうです。
この様に日本文化の継承や未来ある若者の成長の後押しなど、少しでもお役に立てればと思っています。

彼は、太宰府天満宮を参拝した際に仮殿の建築物としての魅力や植栽を見て、「自分もこんな形の残る魅力的な造園施工をしたい」と感銘をうけて大学の許可を得て弊社にインターンシップの申し込みをしてきた優秀な学生です。

初日に、弊社が施工した「日本庭園」や「外構工事」、「公共工事」、太宰府天満宮での施工事例を見せ、感性を磨く時間としました。

太宰府天満宮・竈門神社を訪れた際は、西高辻信宏宮司がお宮におられたのでご挨拶のお時間をいただき、休館日であるにも関わらず宝物殿「藤本壮介 展」を見学させていただきました。

火曜日にはお客様の剪定補助として、現場体験
水曜日はアビスパ福岡の練習場であるサッカー場の芝生改修工事の測量補助
木曜日はお客様の庭園改修工事の測量補助
金曜日は現場作業補助

残すはあと1日となりましたが、卒業して入社するまでに庭園工事をたくさん受注して、学んでいける環境を整えてあげたいと感じました。

日本庭園の構成(役石・役木)や樹木の特性、造園としての技術など、覚えることは多いですが、自分の夢や目標に向かって是非頑張って欲しいと思っています。こういうやる気のある学生が多く育ち、未来を明るいものにしていって欲しいものと願っています。