社長ブログ

2021年05月01日
庭園の飽くなき追及

現在の国内における造園・エクステリア業界では、日本庭園の依頼はさほど多くないのが実情です。それは、これまでの日本建築から現代の建築手法に切り替わる中で、庭と呼ばれるスペースの使用方法も切り替わったことであると思います。

どちらにも優れた用途があり、造園もエクステリア(外構)もどちらに優劣をつける必要はないと思います。しかし、造園もエクテリア(外構)も知っておく必要はある。それは、お客様からのご要望に当然お応えしなければならず、庭園の成り立ちや歴史を知らずして施工を行えば、結果(完成品)は変わってくると思っています。

強いて言うならば、造園と土木の多能工を出来る企業が選ばれる時代になっていると感じています。完成が100点でなければならないエクステリア(外構)と、完成した数年後に100点以上の仕上がりになる造園を融合することが、私たちがお客様にご提案をしなければならない商品であると感じています。

お客様のご依頼に対して失敗をしないためにも、数々の施工実績をもった現場の職人や経験豊富な社員に相談を重ねて、実例や現場個々の特性を見極めて提案していくことがお客様の満足度に繋がるものと思っています。