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2021年06月23日
ご自宅にあるブロック塀、何年前に建てられたものですか?

大阪北部地震から18日で3年が経ちました。

小学生の女の子が、ブロック塀の倒壊で命を落としてしまったことで

ブロック塀の安全性についてニュースで取りざたされていましたね。

危険なブロック塀、まだまだ世の中に沢山溢れています。

ご自宅のブロック塀は大丈夫ですか?

ご近所のブロック塀はどうでしょう。

毎日歩くあの場所のブロック塀はどうだろう?

観察しながら道を歩いてみてください。



ブロックひとつの重さは10~15キロくらい。

モルタルが充填してあるのでさらに重くなります。

それが勢いがついて倒れてくるわけで、ブロック1個でも脅威です。

壁になると何百キロという重さになります。

もし地震で倒れてきたら、ひとたまりもありません。


そもそもブロック塀は何年くらいもつものなんでしょうか。


日本建築学会のHPを見ると

ブロック塀に期待する耐久年数は30年だそうです。案外短いですね。

雨風に晒されるますもんね、劣化していきます。


そもそも基礎や鉄筋が不十分で30年経たずとも危険なものもあります。



新しく作られる際は、基礎や鉄筋がしっかり入っているか業者さんに確認してください。



こちらのHPでは地震の際のブロック塀の画像や

安全なブロック塀のことが学べますよ

全国建築コンクリートブロック工業会



こちらは簡単なチェックリストです。



ひとつでも不適合があると危険!



ブロック塀を解体して新しいものにしたり、フェンスにかえたりすると

費用がかかります。


しかし、人をけがさせたり、殺めてしまうブロック塀になるかもしれません。

隣人を、知人を、家族を、名も知らぬ人を危険に晒すかもしれません。

救急車両の通行を妨げにもなり、結果、多くの人に迷惑をかけてしまうかもしれません。

何千万もの損害賠償を請求されるかもしれません。

近隣の皆さまのためにも、自分や家族のためにも

是非、ご自宅のブロック塀、今一度チェックしてほしいなと思います。