社長ブログ

2020年01月29日
連携・協力の意義

包括連携 調印式後

各種団体には特徴がある。
我々、公益社団法人日本青年会議所に所属するメンバーは20歳から40歳の企業経営者や後継者が多く、企画力や行動力に優れており、これまで多くの斬新なアイデアで地域活性化に繋がる運動や青少年育成事業を行ってきた。

例えば、一般社団法人つくし青年会議所では太宰府天満宮の横に位置する九州国立博物館誘致に力を注ぎ、九州初となる国立博物館を福岡県太宰府市に誕生させる一助となった。また、一般社団法人福岡青年会議所では福岡市政100周年を記念したアジア太平洋博覧会(通称、よかとぴあ)の参加事業としてスタートした「アジア太平洋こども会議・イン福岡」を行い、これまで多くの子供たちを連れ添い民間レベルの国際交流や思い遣りの心を育む教育の実践を行っている。

しかし、国内問題となっている少子化・高齢化や企業数の減少に伴い、青年会議所メンバーも同様に減少している。会員の年会費で事業や運動を行っている青年会議所にとって会員の減少は、事業の縮小に直結し、事業規模の縮小は波及効果が低くなる可能性がある。

そこで、財政面や動員面、そして多くの経験を持たれるロータリークラブとの連携が福岡県内の青年会議所の絶大な協力者となることは間違いない。

自分たちの強みと弱み。自分自身を把握することで見えてくる改善点。そうした相乗効果をロータリークラブとの連携には期待している。私が会長として職を預かるのは2020年度であるが、将来の日本を担う子供たちに対する支援や協力の手を緩めることは出来ない。その一助になればと願います。